2013年09月20日

DOREI

奴隷とは、人間としての権利・自由を認められず、他人の私有 財産として労働を強制され、また、売買・譲渡の対象と もされた人。

今、ブラック企業の存在が問題となっている。

ブラック企業と は、労働法やその他の 法令に抵触していたり、その可能性がある グレーゾー ンな条件での労働を、営業行為や従業員の健康面を無視した極端な長時間労働、サービ ス残業を 意図的・恣意的に従業員に強いたりする。また本来の業務とは無関係な労働をさせる企業のこと。

企業側のモラル崩壊の横行だが、問題なのは国中に広がっていて手の着けようが無い状態で、最近の傾向は名のある企業までもその疑いがあることだ・・・

バブル崩壊後、日本株は一時7000円割れをし、不良債権の処理のために大手銀行は事実上国営化された。その時は確かにどんな手段を使ってでも、企業の生き残りが優先された。

そこで小泉政権の時に、 労働者派遣法 を改正し、派遣社員の派遣期間を3年から無 制限に延長され、企業にとって高コストで解雇しづらい"正社員"から 低コストで、解雇時に負担の無い"派遣社員"への切り替えが行われた。

それを機に終身雇用や正社員を抱えるのを当然としていた企業側の理念は崩壊し、モラルという概念までも消えた。

売り文句は、自由で多用的な労働形態を選択しやすくすることだったが、事実上の正社員の下層階級を作っただけだった。

これから先、あの時より企業の利益が増えても、非正規社員の使用メリットに味をしめた企業は、昔のように正社員中心に逆行させることはないだろう。次には世界中のグローバル企業との競争力強化のための人件費削減という大義があるからだ。

今現在進行形のアベノミクスだが、景気を良くするまではいいが、国民の生活が豊かになる所まで到達出来るかは分からない。

景気回復による利益循環が企業まで来ても、所得分配の役目を果たさない企業が増えれば、血液循環が止まった組織が壊死を起こすように、国民の生活は豊かになることはない。

それでも企業収益が上がれば経済成長率は上がったことにはなる。

そして面白いことにこれから豊かなる者たちは豊かになるが、労働者たちの賃金が上がるかは分からない。それでも、国は豊かになったと評価される。

しかし、国民の生活自体は円安による輸入品の値上げや、末端にはなんの恵みもないことを無かったことにしている経済指標好調を理由にした消費税の値上げ、セイフティーネットの切り下げが起きようとしている・・・

安い賃金でも自国との貨幣格差で派遣労働してくれる海外からの労働者の流入が起きれば、ヨーロッパと同じような事態になってしまう。

2013年4月8日、自民党雇用問題調査会はその対策としてブラック企業の社名公 表などの措置を政府に提言する方針を固め、2013年の夏の参議院選挙 に党の公 約として明記することを検討していたが見送られた。(wiki「ブラック企業」より)

結局また、与党は"病治りて薬忘れる"のごとき慢心に注意。
posted by WHO IS I ? at 00:06| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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