2011年04月17日

アンストッパブル

 映画「アンストッパブル」を観た。
 
 題名の意味は制御不能ということで、映画の主体は危険なものを載せている制御不能な列車のことだ。人為ミスで貨物列車が無人で走り出してしまい、そのまま突き進んでいくと石油コンビナートや人口密集地がまっている為に、大惨事を引き起こす可能性が出てくる。

 その上、列車は金属溶接に使われる猛毒の化学薬品を積んでいて、爆発すれば猛毒ガスが発生しより被害は深刻度を増してきた。現状では完全な解決策が無く、戸惑った会社側は途中で人口密集地に行く前に列車を脱線させてしまおうという計画を画策する。

 そこでその案を聞いたベテランの運転手(デンゼル・ワシントン)は、「列車の速度からして、脱線は上手くいかない」と長年の経験から予測する。会社側の案が不可能だと直感した彼は黙っていられずに勝手に行動を起越し始める。一緒に乗っていた若い運転手とチームを組み、行動を起こすと、マスコミも大注目の中、勘と経験に基づく大奮闘が始まる。

 この物語は実話らしく、ちょっとの判断ミスで大参事を巻き起こす微妙な調整力が必要とされる。と聞くと・・・今の日本も、経済の面は巨大な財政赤字・デフレ状態・少子高齢化による社会保障費の拡大・莫大な震災復興支援金などの重大で深刻な局面に陥っている。

 今後、その不足する予算をどうするかという事をTVの専門家は「国債を発行し、日銀に買ってもらう」という案と「素直に国債を発行する」。また震災復興税か消費税のねあげなどの色々な案を言っていたが、どれを取ってもそれぞれに経済が大混乱を起こすと言う面があるとのことで、とても選択は難しそうだ。

 究極に微妙なミスが、深刻で大きいことににつながるという局面では、出来るだけ正解に近いシュミレーションを立て、実行する前によく丁寧に吟味してから選択するべきである。

 もし、この経済の局面も行ってから失敗すれば、それを取り戻すときに何十年にも渡る回復の道を余儀なくされる状態に陥りかねない可能性がある。すでにバブルの時に急激な政策変更をしすぎたためにバブルを潰すだけではなく、経済自体を沈下させ過ぎてしまったという経験を持っているので、同様の危険度が今現在増しているともいえる。

 電力においても今回でわかった事は、経済活動である製品の生産時に欠かせないものであり、電力不足は生産活動を停止させてしまうという事で、経済活動に重要なダメージを与えてしまう。しかし、一般人は身近な家庭内の電気にしか目が向かないので、エコな発電方法に移行していけばと簡単に考えているが、そう単純な問題ではなかった。
 
 という事で、経済は生き物であり様子を見ながら「アンストッパブル」な状態を上手に調整して行うという丁寧さが必要だと思われる。
posted by WHO IS I ? at 17:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。