日本はバブルの時代、お金が余りすぎて、アメリカをも買えると錯覚する位の勢いだった・・・それからバブルははじけ・・・今はみんながお金に困っていて、この国の世界でのレベルの実情は、一体もうどのへんまで落ちているのだろうか。もう、考える気力も無いが。
しかしお国や企業の首脳陣は自分たちはセレブな為に、まだ日本という国は豊かで世界の中でのトップレベルの国益を保ち続けているかのごとくに振舞ってはいるが。
しかし国民の個人の生活は、大雑把に言うと、お父さんの収入は激減し、お母さんはがんばってパートして、子供は大学を出てもフリーター。お年寄りの年金では、医療費、介護費などもかかり満足に生活出来るかわからない金額で生活し・・・
最後はとうとう年金制度自体が破綻して年金がもらえるかも分からず、労働者全員もリストラの恐怖にさらされ、市町村まで破綻しかねないために本当に困った時ですら、生活保護も安心して受けられない・・・
国民はみんなこんな状態で、下手をすると生きていくのに最低限を模索しながら生活している。
こんど日本国を見ると、内需はぼろぼろで国内の金回りは日々悪くなっていき、輸出にだけ儲けを頼っている。今まで、特にアメリカの消費力に頼ってきた。
が、しかし、現在アメリカもサブプライム問題が引き金で、アメリカ人も日本のように消費を引き締めようとしだした兆しが出てきた。
世界の中で日本のように国土が狭いヨーロッパの国々はEUという共同体を組んでいるし。巨大な国家の中国とロシアは近年密接な関係にあり、鉄道、道路などを整備してユーラシア大陸をひとつにつなげ、これから成長するアジアの覇者を目指している。
日本は少子高齢化という大きな問題を抱え、国益が落ち続けて貧困層まで出だしている。こう着状態の続く日本には、もう用は無く・・・アジアの国々は目に見えない独立をしだした・・・戦後の日本の高度経済成長を目標に、日本に追いつけ追い越せと真剣にがんばってきた成果がでてきた。
ところが日本は、戦後の廃墟からバブルまでは高度経済成長を成功させてきた為、世界の覇者のような気持ちでいたが・・・現在、世界の経済の流れ、商品の嗜好傾向、勢力図などがこくこくと激変し、その変化についていけていないなどの遅れをとってきだしている。
ゆとり教育、企業の誘致をせず空洞化、少子高齢化など全て、のんびーーり放置し続け・・・苦しゅうないぞ、今までこのシステムで成功して来たではないか。と、何も変えはしない。
いく所までいきますか・・・
全員が弱者になるまで・・・
日本の歴史の教科書に、似たようなことが・・・
栄枯盛衰の象徴の平家滅亡・・・
内需拡大、日本の景気上昇、国庫金の年利配当をふやすなど、戦略の方法はいくらでもある。が、どんどん実行していかないと・・・どんどん目に見えない日本沈没は進んでいる。
止められるかな。
See you again !
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今日(14日)は、成人の日ですね、
でも、多くの自治体が昨日成人式をおこなったようです。
新成人に、来賓の方々の祝辞はどのように届いたのでしょう。
私なら、この言葉を贈ります・・・、
「これからの日本国を、背負ってください。
年金が大変な事になっているから、
いっぱい働いて掛け金を納めて下さい。
大丈夫です、国を信用して下さい。
預かった年金は、大切に国のために使います。
もし、余ったら、保養施設でも造りますよ、
20年後、30年後の事など考える事はないのです。
あなたが、給付を受ける時は・・・、
まだ、日本国は存在していますよ・・・たぶん大丈夫。」
猫爺さんのような言葉を首相が国民に、言ってほしいと思います(^-^)
やはり、安心して明るい老後をすごしている、お年寄りが増える国になっていってほしいです。