2010年11月25日

無責任主義

 TVでの政治討論会もいいが、やはり国会を観なくては・・・政治で全てが解決するわけではないが、政権を握っている与党の考えや姿勢が生々しく伝わってくる。

 本当に不思議なのが、現与党が政権交代を果たした時、「この国は変わるぞよ。日本の夜明けじゃ。」ばりに国民を巻き込み期待に満ちていたが・・・

 時がたつにつれ、国会での答弁はのらりくらり、問題を指摘されても見え透いた話題すり替え作戦の足踏み状態、某氏の金権疑惑問題も人の噂も七十五日作戦、挙句に失言によるイメージ失墜・・・

 どこかで観てきた風景が・・・

 なぜ政権に就くと、目の前にある危機を速やかに解決出来なくなっていくのか。

 そもそも、もう常識だが、このお国は役900兆円という認識不明の巨額な金額の借金を抱えていながら、国会議員を先頭に国家公務員の人件費、謎の多い独立行政法人という私物化された可能性を拭い切れない国家発行のプラチナカードばりの予算食い猛者が小説「蜘蛛の糸」の猛者の如くの浅ましい欲望でたかっている。

 また、国会でのある党の指摘によると、高福祉“高負担”と言われているヨーロッパ各国の国民の社会保障費の財源の割合は消費税が約10%位と日本と同じ位で、企業が負担している保険料の割合部分が約30%位あり、別に際立って消費税の割合が高い訳ではないらしい。儲かっている企業は意外と保険料を負担していてヨーロッパでは企業責任をきちんと果たしていくという理念が企業側にも根付いているらしい。

 ヨーロッパでの高福祉国家は消費税によって賄われているから日本も消費税を上げなくてはならないとか言っていた人がいたような・・・

 ほんま、いい加減でっしゃなぁ。

 老人問題も地域の前に家族が責任放棄している。そしてそれは、輪廻する。

 この国の最近の流行は責任スルーに、罪悪感なし。

 政府が弱体化し、求心力が無くなると財力があり「力」のある大企業までが無力の振りをする。責任を果たすにはお金も労力もいる。重力に逆らうより無重力状態の方が楽チンだ。 

 “楽”は味を占めたら止められない。

 全ては、某事件の彼のような責任感や使命感という任意の行動動機がどれだけ自己の中に存在しているかで、責任感を人の心に取り戻すのは難しい。

 現与党は政策が無く、政権公約が次々実行出来なくても苦しんだりわりびれる事もなく、限界を切ってからは、一体何者になりたいのか日本をどのような方向性に導きたいのかすら返って不明に感じる。

 下手をすると国家ビジョンなど何も持っていないのかもしれない。今まで旧与党の揚げ足を取る事が役目だったので、本当は中身はカラッポだった。第一自分たち自体がバラバラで国家ビジョンどころか、意見ですら一つにまとめられない。
 
 鰯がよく群れになって遠めから見ると鯨っぽく見せているような・・・

 国家規模の問題は山積し・・・

 しかし、紅葉は美しく青空に映えていて・・・

 苦しゅうないのう。穏やかな小春日和じゃ。小難しい事ばかり言うでない。そちものんびり和歌でも読んだらどうじゃのう。心安らかにのう。
 
 無責任の総意がこの国を覆い、この国の行く末は。

 世界の中で生き残るには、死闘でっせ。世界の国々はどんどん賢くなっている。
posted by WHO IS I ? at 00:09| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

EIYUU

 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の映像が誰でも見れるサイトに流出した事を巡り、その犯人捜しが問題になっていた。

 そして「犯人」を捜し出して、どんなメッセージを訴えようと言うのか・・・

 ではなぜこのビデオに、みんなが注目する事になったのか。

 お国・・・この事件の「処分の仕方」が「怪解決」だったため、こんな明確な証拠となるような存在があるならなぜきちんと「正当な処分」をしなかったと国民に言われるので、絶対に重大機密にしたい「お品」

 国民・・・この事件をきちんと「裁判」で裁いて真実を世界中に「公開」して欲しかったのに、と思っていた念願の一部を果たしてくれた「お品」

 そして流した側の動機は、もしかすると「今一番の旬」だったからかもしれないし、「究極の情報公開」だったかもしれない・・・

 そして、今日第5管区海上保安本部職員が「自分が映像を流出させた」と上司に名乗り出ていることが関係者の話でわかったとのこと。

 と聴いたとき、この件が大きく報道されるにつれ妙な不快感を感じた。こんな事までしないと、今回の事件の全容と真実を世界に訴えられなくなっていたことにだ。

 たとえビデオを流出させた行為者の未熟さや、間違った正義感、逆説的純粋なる魂によるものであったとしても、なぜか胸が痛んだ。

 もともと誰が悪いのか。

 今回の画像流出の件については「映像が見られて良かった」「犯人捜しはすべきではない」と海上保安庁に流出を擁護する意見が、国民から多数寄せられていたらしい。

 ある人は言った「もし海保職員だとすれば、危険な仕事をある意味命がけでやっているので、気持ちはよく分かる」と。

 この行為に至ってしまった行為者と、政府とではこの事件に対する「許せない」という気持ちの強さの差なのだろう。

 身近で本当に現場で命を懸けている者と、権力の座について暗殺などのシュミレーションに近い「命を懸ける」と言う事を自負している安全を護衛されている者との・・・

 日本国は意味不明な未成熟な軍事国家や独裁国家なのではなく歴然とした法治国家であるのに、現代版希少メタルという兵糧攻めにあったにせよ、今回の事件に対する処分は法治国家の行う処遇ではない。

 その時点で日本国は希少メタルは確保出来たが、それと引き換えに、法治国家としての世界的信頼を失った。

 そして、ビデオを流出させた行為者の国家に対する信頼も・・・
 
 彼の行った行為の原動力は、長い歴史により絶対主義下で封殺されてきた人権を獲得していく過程での人々と同じような思いなのだったのではないかと思う。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の処分への不満が今回の映像流出事件に繋がったのである。

 「国家は関与していない地方検事局独自の判断による」「果てしなく証拠に近い事件発生時の映像はあるが国民には非公開」などの様子を見ていると、やり口が汚くとても卑怯で、現与党である彼らの思考の中には口で言うほど国民の存在はない事が伝わってきて、挙句に民主主義の実行されていなかった冷戦時代の体制下での秘密主義を思い出す・・・

 そして「我こそは不完全な民主主義による強きものの勢力寄りの弱者軽視の自民党独裁政権から、いつか政権を奪い国民の理想の政治を行う」ばりに、「国民の味方」を強調するニュアンスを、野党時代に長きに渡り国会の発言等で巧妙に国民にすり込み続けてきた割には、今回の事件の対応を見ていると、「情報公開・ガラスばりの政治」の実現など自民党時代よりも逆行している。

 歴史上でも権力と言うものは、人を変える。

 昔、チャールズブロンソン主演「狼よさらば」と言う映画を観た。彼は法を破る行為で娘に対する犯罪の加害者に「罰」を与えていき、間違った行為ではあるが次第に市民感情は彼を支持していくと言う内容のものだった。

 今回の事件で、映画の中での主人公のやるせない怒りと冷酷な現実に対して、こちらも抱いた切ない思いを思い出した。
posted by WHO IS I ? at 14:58| Comment(2) | 勝手なる妄言・広大過ぎる話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

へっぽこ内閣

 仁義を欠いた行動を相手が平気で行ってくる時、それは相手が自分のことを大切に思っていないことを表す・・・

 つまり「なめられている」と言うことだ。

 それはお国同士の単位でも、同じことが言える。

 そして、国会での答弁でも質問者が答えを総理に求めているにもかかわらず、総理を差し置いての官房長官の前代未聞の異常とも思えるしゃしゃり出た態度も、彼の総理への気持ちがそうさせるのだろう。

 人が「かばう」時、相手の能力に不安がありそれを表面化したくないときに行うか、またはある意味で相手を「なめきっている」時かどちらかだ。

 いつものように、日本国は自国が戦後完全なる平和主義を採ってきているからと言って、世界中の国々が全て自分たちと同じ考えを持っているものだと思い込んで外交を進めているが、相手側は百戦錬磨の兵だ。そんな甘い訳がない。

 TVで、日本の二酸化炭素排出量は世界の割合からすると本当に少なくこれ以上削減できないほどらしのに、二酸化炭素を何も考えずに思いっきり大量に排出している大国などはスルーしているのに、前お坊ちゃま総理は世界から褒められたい一心で、国連総会の気候変動首脳会合で中期目標として「1990年比で2020年までに25%削減することを目指す」と勝手に表明し日本がやったって効果はほとんどないと言われているのに、約束した挙句莫大なお金を投じる羽目になった。

 我こそは改革の騎士なるぞ的な今与党の最後の自民党とは絶対に違うという自己主張の砦「事業仕分け」での強い姿勢とは裏腹に「外交」になるとなぜ腰抜けになっているのか理解しがたいが。

 格好よく事業仕分けで、「事業廃止」と言って英雄きどりではいるが、実は何の法的根拠もなく、予算の付け替えや勧告を無視している部署も多く、事実上実行されていないのと同じ状態に放置されているらしく、「事業仕分け」をしている劇場にこそ真の価値があると言う事を、それにより高い支持票を得ている大臣である彼女が一番よく分かっていると思われ、自分たちの与党の「唯一」の超目玉になりすがられている事も承知の上かと見ていると、いとをかし・・・

 そして、「天下り根絶」と言いながら、自民党ですら言い出せなかった「現役出向」という秘策を天下りの代わりに実行出来るようにして天下りよりも、もっとひどい状態を作り出そうとしたり、「見た目」のみに拘り「実」は何も変わっていないか下手をすると帰って悪くなっているケースが多い・・・

 が、あの某大国の大統領が言っていた「CHANGE」がいつも「よい方向」に導いてくれるとは限らずかえって悪いほうに向かうこともあると国民は思い知らされたはずだが、やはり「改革」と言うものに対するよいイメージは拭い切れないらしく・・・

 という国民の足元を見て、現与党の滅茶苦茶政治は続き・・・

 某議員の国会証人喚問の件、尖閣諸島問題不透明解決の件、責任者である総理の国会答弁やらせの件など今回の状況がもし自分たちの方が野党だったら、一体何を言うのかと想像すると、野党時代どんな小さな事も許さない厳しい姿勢の自分たちが一転して、与党になった途端今までの厳しい姿勢は消えうせ、白々しい見え透いた「逃げの姿勢」にを取っている姿には魂消るが・・・

 そしてまた、現与党の傲慢な態度を見ていると完全に国民を「なめている」ということが分かる。
posted by WHO IS I ? at 01:07| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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