2010年03月13日

アカデミー賞

 今年の第82回アカデミー大賞授賞式が行われた。

 作品賞は今年から10作品がノミネートされるようになり選ばれた作品を見ると作品のタイプも増えたようで面白くなったように見えたが・・・

 その中でも注目されていた2作品は「ハート・ロッカー」と「アバター」だったが、その10作品の中に「第九地区」と言う作品が入っていたが、さすがに10個も作品を選ばなくてはいけないので、大雑把になっているのではないかと思った。

 そもそもアカデミー賞の趣旨自体アカデミーの歴史があまりにも古くて、よく分からなくなってきている上に考えた事もなかったが、一体どのような意味での優秀賞なのかも曖昧だ。

 毎年アカデミー最優秀が選ばれてみると、「えっ、それ。」と不思議に思う事も多い。まあ基準すらも不透明でよく分からない・・・

 TVで、最近ではわざわざ映画館に行くという観客数が減ってきている中、最新の映画技術である3Dを使っている映画は3Dが体験出来るという付加価値によって映画館での観客数が増えるのではと期待が高まっていると言っていた。

 確かに、映画を見ようと思えばわざわざ映画館に行かなくても高画質のブルーレイディスクなどのDVDで家でも鑑賞できるので、必ずしも映画館で映画を見たいと思わなくなってきている。そこで、3Dという技術は観客に映画館に来てもらうための救世主になるかもしれない。

 そういう意味では、ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」は大掛かりな3D映画ということで、莫大な予算と時間と手間をたっぷりとかけて制作されたらしい。

 その上、制作に賭けた予算は話題性もあり回収できたそうなので大満足だろう。

 それに比べて、アカデミー賞受賞作の「ハート・ロッカー」は「アバター」とは対照的で、作られたようなストーリー性よりもドキュメントタッチを重視した作品らしい。

 しかし、と言うことは低予算、地味、よくあるようなありふれたストーリーになりやすく面白みはないとも言える。

 ただはっきり言うと、社会派の題材を取上げて問題を投げかけたいようだが、結果が読めてしまい、いい子ちゃんぶった作品にお決まりのように受賞させるアカデミー自体もお決まりの展開になってきていて、分かり易過ぎて飽きてきたが。

 まあさすがに「アバター」は内容は面白いかどうかは別として、綺麗な3Dの映像と先が読みにくいと言う意味でのわくわく感を体験する事が出来る。

 やはり3Dと言う技術は、CHANGEという意味では久しぶりの大きい変革になりそうだ・・・が。

 今回のアカデミーの最優秀賞の選び方を見ると、アカデミーこそ在り来たりの価値観を植えつけ続けているようで、進化した多角的な価値観を提案していくべきだと思う。
posted by WHO IS I ? at 23:50| Comment(2) | 勝手なる映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月08日

子供手当ての正体

 今までの日本の歴史の中で、大きく国のシステムが変革したように思えるのは、明治維新と日本国憲法の施行のときだろうか・・・

 今回それと同じぐらいに意味不明な期待をしていた、政権交代だったが・・・

 何十年ぶりの戦後一番大きい政権交代が実現したという意味では、将来の社会の歴史の教科書に載るほどの大現象だと思われる。

 たいてい時代の変革は、旧システムの劣化と国民の不満の圧力を国家が抑えきれなくなるときに起き易い。

 しかし、旧政権を悪とみなし、我こそは悪を倒すナイトのフリをして政権を取った現与党だったが・・・思いのほか自分たちもあんな事やこんな事になっている。

 ただズルイのが、子供手当てと言う名の“現金支給”をして、我々以外に政権を執らせると、この金は二度と貰えないと見えない脅迫を有権者に植え付け、現与党を政権交代させないという裏マニュフェストの様な裏動機があるのにまるっきり国民のためと言うように思わせていることだ。

 真の動機は有権者の中で子供手当てが欲しい人数が多いからで、他の選挙の時に“票”にならないものには配らない。

 TVで子供たちですら言っていた。「財源もないのに子供手当てを配って自分たちが大人になる時に付けをはらはされたくない。」

 TVで一ヶ月に36万円しか収入がない人が94万円の出費を続けていったらどうなるか。それと同じようなことを今この日本国の財政は行っている。とも言っていた・・・

 そんな異常なる状態なのに、何度も言うが財源なき子供手当てと言う大盤振る舞いをする理由とは・・・

 ズル“賢い”のが、(自分の党が選挙で勝つために国民に現金をばら撒いて中毒にするのが本当の目的であり動機なのだけれども)表向きは、少子化を止め、子供たちにお金を使って欲しい。“国民のため”だからと、何でもかんでも裏の本心を隠し、“愛する国民のため”と言い・・・

 よくある“でも愛しているおまえのこと”と、言いながら女にすがる男のように形態は似ている。

 騙すあなたが悪いのか、騙されるあなたが悪いのか〜〜♪

  
posted by WHO IS I ? at 21:39| Comment(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

パラノーマル・アクティビティ(Paranormal Activity)

 TVでこの映画はものすごい低予算で作成されたにもかかわらず口コミで面白いと、全米で話題沸騰になったと言っていた・・・

 その上とっても怖いと言うことなので、ぜひ見てみたいと楽しみにしていた。




 最初、見ていると確かに全体的に派手な特撮は何もなく本当にそんなに怖いのかと疑っていた。TVで紹介されているシーンを見る限りでも、あまり面白いようには思わなかったが、見ているうちに内容に引き込まれ確かに少し怖さが増してきた。

 ただ制作秘話を聴いて、撮影された家が友人か自分の自宅で撮っていたり、精一杯に予算を極限状態まで削ったという事など、急に我に帰って覚めた気持ちがしたが・・・

 まだ特撮の技術がなかった頃のヒッチコックのホラー映画のように撮影の仕方のみで怖がらせる方法なので、全体的に懐かしい感じと地味な感じが漂っている。


 ただ、しいて言えばやはり表現は素人っぽく、学園祭のお化け屋敷のような単純な怖がらせ方が多い。しかし最近はコンピュータグラフィックスなどの技術が高くなり派手な特撮を見慣れていたが、そういうものの中では、古典的な怖がらせ方の割にはなかなかシナリオが効いていて、面白かったと言うところだった。

 実際は作り話だが、確かにもし実話であればこのような感じになるのかも知れないというある意味での臨場感があり、怖さが残った。

 かえって単純に身近で本当に起きそうな気分がしてきて、一人で家にいるとき思い出して怖くなるような気がしないでもない。
posted by WHO IS I ? at 00:25| Comment(0) | 勝手なる映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする