2008年11月27日

映画キングダムー見えざる敵

 夜、冷たい雨が降っていた・・・

 ここのところ、忙しく久しぶりに映画キングダムー見えざる敵を見た。

 この映画はサウジアラビアと言う国が舞台で、テロや闇の組織の様子などを描いている・・・

 しかし、この映画がどこまで国の実状に近いのかは分からないが・・・

 世界中どの国へも行ってみたいと思っている夢はあるが、実際に行くとなるといろいろな意味で怖いと思う国は多い。

 ここからはネタバレ注意・・・

 ある日、サウジアラビアにある石油会社の外国人居住区で死傷者が300人以上になった自爆テロ事件が発生する。犠牲者の中に親友のFBI捜査官が含まれていることもあり、主人公のFBI捜査官フルーリーは現地捜査を志願する。穏便な解決を望む両国外交筋とサウジ政府の拒否によって却下されてしまうが、5日間だけの現地捜査が許される。

 映像的にはリアリティーを追及したかったという監督の思いどおりに、見るぶんにはとても迫力がある。

 この国の本当の実情は分からないが、伝わってきたのは国内がテロなどの可能性が高く緊迫し続けている状況と言うことだった。

 空想だが、戦闘地域などは自分には敵意や戦う意志など全く無くても、相手は殺傷武器を持っていていつ戦闘に巻き込まれてしまう可能性があるいう事だ。

 場合によっては命に係わる事態に巻き込まれる。

 人間は生身である以上、シュミレーションの世界とは違い一撃で死んだり負傷してしまう。取り返しはつかない・・・

 戦後の平穏な日本に住み続けていた日本人には、きっとその本当の怖さや実感は理解出来ないと思うが・・・

 しかし近年、世界は日本にも“世界の一員”としての軍事的な部分を含む貢献を求めてきてはいるが、日本の自国の事情と国際基準が求めている態勢との違いなど、問題部分も多い。

 しかしこの映画を見ていたら、本気で相手が殺傷武器を持っていて戦闘を目的としてくる敵がいる地域にいると言う状態がどのようであるか・・・

 もしも自分が本当にその現地に入らなくてはならなくなったら・・・

 映画ですら、戦闘地域の様子を考えさせられた。

 なんだかんだ言って、のぺーーーと日本国内で生活していると、日本の日常の状態から出来うる空想は、せいぜい映画を見て涙する程度にすぎないが・・・

 自分は上下左右何の思想も無くし、“無”の気持ちで思う事は・・・

 へたをすると、むかしむかし元超平和主義者で“戦争は見ざる言わざる聞かざる認めず”の一点張りの、実は何も理解していなかった自称平和主義者だったかもしれない自分が。

 国家の思想・政治・計算よりも・・・自衛隊を派兵する場合は、本当に戦闘地域に行く任務を受けた人の立場になって考えなくては。 

 と・・・この映画を見終わって、実感した。

See you again !
posted by WHO IS I ? at 06:34| Comment(2) | 勝手なる映画評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月17日

法律を決めるときは、悪用を考え丁寧に

 寒暖の日が繰り返されている・・・

 サイトの散歩をしていたら、問題の大きいままの法案を11月30日期限の国会で通そうとしているらしい・・・

 国籍法改正案・・・

 今回の国籍法の改正案は、未婚の日本人男性と外国人女性の間に生まれた子について、父親が認知さえすれば日本国籍を容易に取得できる内容であり、@DNA鑑定を必要とせず、A罰則も一年以下の懲役又は20万円以下の罰金と極めて軽く、合法的な人身売買・児童売春が可能となり、本来日本国籍をもつべきでない者にも容易に国籍が付与される事になるというもの。

 一応2008年6月の最高裁にて、現行法の国籍法3条1項が憲法14条の法の下の平等に反するとして違憲判決を下したことから端を発しているらしい。

 一見・・・憲法の方の精神に則った正しい改正のようにも思えるが。くわしくはここ
 
 先に似た様な法律を実施していたドイツでは・・・1998 年の親子法改革により、父親の認知宣言と母親の同意だけで父子関係の認知が成立することになった。 これにより、生物的な父子関係のみでなく、社会的な父子関係についても法的な認知が可能となった。
ところが、この制度を悪用して滞在法上の資格を得ようとする事例が現れた。
例えば、 滞在許可の期限が切れて出国義務のある女性が、ドイツ国籍を有するホームレスにお金を払って自分の息子を認知してもらうなどこの認知によって息子は自動的にドイツ市民となり、その母もドイツに滞在できることになるなどの悪用のケースが多発した。
 
 法案成立から10年後・・・このような制度の悪用を防止するために、2008年3月13日「父子関係の認知無効のための権利を補足する法律」が制定された。

 と言う経過をたどった・・・

 大抵・・・国は違えどきっと同じ様なことが起きる。

 この法律で、救われるケースと合法的に酷い目にあうケースが出る可能性があるとの事。

 問題は・・・完全などありえないが、想定できる悪用のケースの防止策が考えられていない事だ。

 そして、不思議なのがマスコミが報道しない事。

 法律と言うものは、国民にとって影響が大きく悪い結果が出ることも多い。きちんと分かりやすく何が起きようとしているのか伝えるべきで、“善い事はよい”“悪い部分は悪い”潔く明確に国民全員で考えられるようにするべきだ。

 善いものなら、みんなも納得するはずだし・・・

 みんなが気が付いて反対する前にこそこそ決めようとするから・・・あせって、欠点だらけの危険な状態の法案になってしまうのだろう。逆に自信が無くこそこそする所に何か裏があると思いたくなる。

 料理でも何でも、あせるとロクな結果はでない。

 なぜ、正々堂々と国民の民意に訴えないのか・・・

 とても、怪しい。

 一番怪しいのが・・・マスコミの動きだ。情報の取り込み方に非常にムラがある。民意をいたずらにあおるはよくないが、国民生活に素人ですら重要な影響が出そうだと言っている法案の影響を分からないはずがない。

 とにかく善い事も悪い事も国民に影響が出ることは、白日に晒し正々堂々とやって欲しい。

 アメリカで黒人の大統領が誕生したように、国民は時代にあった正しい認識をしてきている。

 お国やマスコミはもう少し“国民の賢さ”信じるべきだと最近は思う。

 お国が国民を信じないことの方が、問題だ。

See you again !
posted by WHO IS I ? at 11:06| Comment(2) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

幕末の頃と今

 朝は寒い、昼は小春日和になる日も・・・

 アメリカでは黒人初の大統領が誕生した・・・アメリカの歴史を考えると、すごい事が現実になったのかもしれない。

 彼は“CHANGE”と言う言葉を選挙活動中のスローガンに使っていた。NHKスペシャルでは彼が当選する前に次期大統領になった場合の政策の方向性を探るために、今のアメリカの様子を描いていた。

 そこでアメリカの政策関係者の考えなどから、今の日本が世界の動きから取り残されていきそうな状況が伝わってきた。

 そのような状況から、昔の日本の幕末の頃を思った。

 幕末の頃・・・鎖国政策を取っていた日本の周りの欧米諸国は凄まじい発展を遂げていた。

 その後、攘夷を信じていた諸藩が四カ国連合艦隊に敗北して、欧米の軍事力の実力を目のあたりにして、日本を変えなくてはと目覚めたらしく・・・

 明治維新に繋がっていく・・・

 じゃーー現在の日本の周りの世界の動きは・・・

 日本は果たして・・・ついて行けているのだろうか。

 日本という国を、何の思想も持たず素直に“地理”という教科的に見渡すと・・・国土の広さ・人口・輸出入の額・生産高など。

 まず国土の広さがとても小さい。しかし、そんな国は世界には多い・・・ただEUと違ってお友達の国が。

 ベストフレンドと思い込んでいるアメリカにもそろそろ心変わりが・・・日本に対する思いは。

 最近では内需拡大も出来ず、アメリカの無謀な消費力に頼り、訳ありから対軍事方面も難解のため世界の中でも複雑な立場になってしまっている。

 アメリカの本音は、日本の世界の中での役割を、軍事面を含め自分自身でこれからは考えていって欲しいという気持ちがあるらしい。

 自国の情勢が緊迫してくれば、日本の事など、それどころではない・・・と、大抵いつかは言われるだろう。

 現に・・・アメリカの貿易相手としての規模も中国が台頭してきている。なんてったって人口が凄まじい。世界の5人に1人が中国人と言われている。

 社会主義体制だった中国が、近年のかすかなる体制の変化によって、日本が近代国家になろうと新しいものを取り入れた明治維新の時のような意気込みと国民の希望に満ちた勢いを感じる。

 人は面白いもので・・・まったく同じ位置にいても、上から下ってきた者は悲観して絶望したりやる気と希望まで失いかけないが、下から来た者はもっと上を目指し勢いまで持っている。

 今の日本の状況は、世界を見渡して果たしてどの位置にあるか単純には分からないが・・・

 無謀のような希望を持てないところに、成熟しすぎた心の闇が“CHENGE”の邪魔をしている・・・

 日本を世界地図を見たときに感じる世界の孤島にならないように、あらゆる所に変革が必要だ・・・が。
 
See you again !
 
 
posted by WHO IS I ? at 06:32| Comment(0) | 歴史・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月04日

歴史という魔物

 子供の頃・・・鏡の前に二人立つと、二人にはそれぞれ違う像が見えていて、鏡の面に同時に違う像が写る事になってしまう事がとても不思議だった。

 歴史を過去の真実の検証と捉えるなら、自分ひとりの過去の行いすら曖昧な点が多いのに、歴史を表すまでに、とてつもない国、人、事情、思惑、陰謀、利用などの要因がとてつもなく複雑にからみあって、証言者がいたとしても故意ではなく本人の勘違いや忘却に、狂言から改ざんも加えられたり、真実が書かれているとされる日記や書物にも本物や偽物が入り混じるなど・・・歴史上の事象の真実に行き着くまでには膨大な別要素が存在する。

 最終的にその事象を歴史として世界の人たちに示せるだけのものたちからも、計算や思惑による操作が加えられているのでは・・・と妄想は限り無い。

 過去の出来事を歴史として認定されてから受け手にくるまでの仕組みすら定かでなく、受け手の方も最終的に何をもってして、この歴史が真実に近いと判断してよいのか・・・

 また現時点で、伝えられている歴史上の事象も未来になると・・・なんじゃそりゃ、全然今まで信じていた事とは違う。と、ものすごく内容が変更されたり。

 噂されている宇宙人との密約のように、過去の密約なども表面化していないとなると・・・決して表面化されることの無い、民衆には決して知らされる事のない隠された真実もあったりする。

 真実を完全なものにしようとしても過去の事なので、実際は存在はしているが現在となっては行方不明、存在削除・未知のパーツも出てくる。

 ちっちゃな個人の歴史から紐解くと、むかし電報ゲームと言うものがあって、最初の人から最後の人までに短い文章を何人かに伝える間だけでも、まず正確に情報が伝わることは無かったぐらいだ。

 全知全能ではない人間というものがかかわる限り、凄まじい数の思惑が込められているので、公式とされ表現されている歴史というもの自体、真実の完全体のうちの断片であるか究極には作りものである可能性もあると思えてくる。

 でも時が進み・・・科学技術の進歩などが歴史の未知な部分の解明を助け、歴史への純粋な心の探究心と何にも影響されない純粋な評価こそが、いつか魅力的で信頼出来るものに変えていくのかもしれない。
posted by WHO IS I ? at 10:30| Comment(0) | 歴史・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする